米ソニー・ピクチャーズ会長がソニー独自のユニバース展開があることを明かしたと報じられました。
MCUに頼らない独自のユニバースへ
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)からの離脱が報じられているスパイダーマンについて、米ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント会長兼CEOのトニー・ヴィンチケラが、ソニー独自のユニバースを展開する方針を明かしたと、Varietyが報じた。
『スパイダーマン』シリーズは、米ディズニーと米ソニー・ピクチャーズの契約更新の交渉が決裂したことで、キャラクターのMCU離脱が報じられ、今後の展望が注目されている。Varietyによると、トニーは現地時間5日、同サイトが主催するエンターテインメント&テクノロジーサミットにおいて、「現在、(MCUへの)扉は閉ざされています」と明かし、「『スパイダーマン』はこれまで大きな成功を収めてきて、今や私たちは独自のユニバースを抱えています。(ユニバースにおいて)やらなければいけないことを、実行できる能力はあります」と今後の方針について語ったという。
https://www.cinematoday.jp/news/N0111029
ディズニー側は公式な声明を出してはいないですが、ソニー側は離脱後のプランもしっかり考えているようです。
上記ソースにもあるようにディズニーとソニー側はお互いに嫌悪感を抱いておらずとあることから契約上での、あくまでビジネス的な交渉のもつれということでしょうか。
こちらも内容はほぼ同じ記事なのですが最後にこんな内容も
一方でマーベルと長年の関係があるジョン・ファヴローは同じイベントで、ソニーとデイズニーの間で何らかの解決策が見いだせると今でも「用心しつつも楽観的」だと話している。
https://jp.ign.com/spider-man-homecoming-sequel/38326/news/
「長年の付き合いがありますし、これまで強いコラボレーション関係を築いてきました。どうにか一緒に働く方法を見い出すことができればと希望しています」
お互いに嫌悪感は抱いていない、用心しないといけない状況ではあるが何らかの解決策が見いだせるはず、見出したいとジョン・ファヴロー がコメントしている事からまだ決定的な決裂にまでは至っていないようです。
ソニー側でもさらなる世界の広がりが
ヴェノムの新作や モービウス・ザ・リヴィング・ヴァンパイア 、 スパイダーマンの世界を舞台にした「5~6本の」TVシリーズ など多数の展開も用意されている状態です。人気キャラを使い捨てにせずに単体として魅力的な作品にしていきユニバースとして広がりをみせていくようです。
こちらの記事でも触れていますがトム・ホランドもマーベル側への感謝を示しつつ、ソニー側への信頼感を示しています。俳優としてもどちら側にも嫌悪感などは抱いていない状態なのでしょう。
最高なのはソニーユニバースとMCUの両立ですが、仮に離脱してもファンを落胆させないような世界観を築いていく能力はあるという事ですね。