アベンジャーズ/エンドゲーム監督、ソニーに忠告

  • 2019年9月17日
  • 2019年9月19日
  • Marvel

アベンジャーズ/エンドゲーム監督であるルッソ兄弟がスパイダーマンのMCU離脱騒動についてソニーに対して改めてコメント。

ケヴィン・ファイギと同じことができると思ったら大間違い

以前MCU離脱騒動についてこちらの記事でも紹介したようにコメントを残したルッソ兄弟、今回はジョー監督がソニーに対して厳しいコメントを・・・

「(マーベルとソニーの提携は)全体を通じて、不安定かつ緊張感のある協力関係だったと思います。ですが、少し引いた目で見て、なるべく客観的であろうと努めて言えば、最高の物語を描き、長年にわたって素晴らしい成功を続けてきたケヴィンの方針と同じことができるとソニーが思っているのなら、それは悲劇的な間違い。大間違いだと思います。」

https://theriver.jp/russo-on-spider-man-split-2/

長年アベンジャーズなどの監督を務めてきたルッソ兄弟。ソニーとマーベルの事業提携には関わってはいませんが、共に仕事をしてきたケヴィン・ファイギの才能は誰よりも分かっているからこそのコメントでしょう。

ファンから見ても世界観や設定などの知識、映画を公開するタイミングなど驚異的な手腕でこなしてきたケヴィン・ファイギの才能は明らかなものです。

こちらの記事でも紹介したようにソニー側はスパイダーマンを軸とした独自のユニバースを予定しています。

ヴェノムの新作や モービウス・ザ・リヴィング・ヴァンパイア 、 スパイダーマンの世界を舞台にした「5~6本の」TVシリーズ など多数の展開も用意されている状態です。

今回ジョー監督が言及したのはこの独自のユニバースについてでしょう。

膨大なMCU作品のかじ取りをこなしてきたケヴィン・ファイギ 、世界で最も成功した映画プロデューサーと評されるのも納得ではあります。

だからこそ真似できるものではないと少し感情的なコメントになってしまったのでしょう。

ワーナー・ブラザース/DCコミックス側も分かってきた?

以前はジャスティスリーグなどMCUのヒットを受け、同じユニバース構想を目指してきたワーナー・ブラザース/DCコミックスですが、最近では作品間での繋がりを最小限に留め、作品独自の魅力を打ち出してくる方向性に変わってきました。

ベネチア国際映画祭で金獅子賞(最高賞)を受賞した「ジョーカー」の監督はワーナーに「ジョーカー」を提案する際に「マーベルはモンスター」「マーベルにできないことをやろう」など進言していました。

この事から分かるようにケヴィン・ファイギの功績は誰が見ても明らかであり、 ワーナー・ブラザース/DCコミックス 側も真似をするのではなく独自のやり方で評価を得てきました。

交渉は難航?

一部では新たに交渉が再開されてソニー側の追加条件として 「スパイダーマン映画の収益30%をディズニー社とマーベル・スタジオに分配」「ヴェノムのMCU参戦」などと報じられています。

https://wegotthiscovered.com/movies/sony-offered-disney-deal-30-spiderman/amp/?__twitter_impression=true

このソースをもとに一部の個人ブログなどで記事が作られ一部拡散されたりしているようですが、大手メディアでは報じられておらず今回のルッソ兄弟、主にジョー監督のコメントから察するに状況は厳しいと感じられます。

サムライミ版スパイダーマンなどソニー側の作品も魅力的ではありますが単体作品での話なのでユニバースになると未知数です。

以前の報道でソニー側はユニバース作品を作る能力、実力はあると言っていましたが今回のジョー監督のコメントも説得力のある内容でした。

恐らく今後も二転三転した内容が報じられるかとは思いますが冷静に判断していきたいところですね。

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